富野由悠季の世界

青森県立美術館に行ってきました。

目的はガンダムです!

ザブングルです!イデオンです!

ダンバインです!

 

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富野由悠季の世界です!

 

昔、近所の仲の良い5歳上のお兄ちゃんが連れてってくれたガンダム劇場版、、、

その衝撃のまま、ガンダムにハマり、今もユニコーン、ORIGINなど関わるものは観てしまう。

いま思えば、ガンダムもロックもエロ本も、お兄ちゃんから教えてもらったのだなぁ、、、

と、懐かしい思い出とともに苦笑いしながら入館^^;;

 

ガンダムに行き着く前に、しばらく足を止めてしまったのが、ザブングルイデオン、、、

この劇場版は友達と友達のお父さんが連れてってくれたのだが、友達のお父さんは終始爆睡していた、なんでこんなに面白いのに寝れるんだろうと不思議に感じた事を覚えている(^^;;

そして、ダンバイン、、、なんとなくファンタジーで、たぶんこの頃少しアニメから離れてしまって、正直あまり内容を覚えてなかったけれど、展示品や解説を見てると、やっぱり深い(^^;;

 

と、子供の頃の思い出に浸りながら、順路を進むと、、、ガンダム出現!

 

富野由悠季さん直筆の初期設定ノートに全感覚をもっていかれ、大河原邦男さん直筆のメカニックデザインに震え、安彦良和さん直筆のキャラクターデザイン画に萌えまくり、、しばらく放心、、、、、、

ヤバかったぁ、、、てか、たぶんヤバい人になってたな、きっと(^^;;

 

展示品はどれも素晴らしく、富野由悠季さんが各作品で伝えたかったことが詳しく解説され、改めて人間そのものが描かれた作品なのだなぁ、と感心しました。

だからこそ、戦争の矛盾、人種差別、想いの行き違い、深い悲しみ、不器用な生き方、不条理な死があり、それでも生死を超えた希望と未来を信じて、それでも、と言いづつけてきた、アムロカミーユジュドー、そして繋がるバナージの人生に魅了されてしまうのだろう、と考えてしまった。

もちろん、そこにはシャアの存在ありきです(^^)

 

ま、アニメを観て、その世界観に惹き込まれて感動して泣いて何かを感じた、うまく言葉で言えないけれど、その理由が少しわかった時間でした(^^)

 

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とりあえず、世代的に観てなかった、ターンAガンダムとGのレコンギスタ、観てみようと思いながら帰りました(^^;;

 

 

そう言えば、息子は14歳、、エヴァに乗れるな(^^;;

シンエヴァも大人になろうとする年頃の精神世界、様々な矛盾と葛藤、いつの時代も思春期とされる時期に感じとったものが、その子の人間形成に影響を与えるのは確かだと思う。

鬼滅の刃Dr.stone約束のネバーランド、今もいろいろなアニメがあるけれど、子供達には楽しむのはもちろん、いろいろな事を感じて、いろいろな世界や考え方がある事を知って、弱さを認める強さ、他を理解する大きさを持って、成長してほしいと願う今日この頃でした(^^)